「自分の心の整理は誰がする?」

初めてうつ症状(不眠、動悸など)が出てから、もう直ぐ2年が経ちます。

今まで色んな治療方法を試しました。
精神科医院を3カ所変えて通院したり、針灸マッサージに通ったり、ファンテン商品を使ったり、運動療法や食事療法を試したり、漢方薬を飲んだり、魔法のお水を飲んだり、1カ月入院したり、カウンセリングを受けたり、催眠療法を受けたり、認知療法のDVDを観て実践したり、諸々の書籍を読んだり。。。
本当に、色々と試しました。

(なお、勧められてまだ試していないのは、お寺に行ってお経を唱える事かな。)

今感じている事は、真に必要な事は、「自分の乱れた心を整理整頓して、自信を付けていく」という事です。

詳細は、以下です。

  1. うつ症状は、100人いれば100通りの原因と治し方がある。
  2. 「特効薬」はない
  3. 良い所も、悪い所も含めて、自分の全てを認める
  4. 特定の治療方法に依存してはいけない。大事なのは自分の信念をしっかり持つ事。(色々親身になってアドバイスしてくれた皆さんには、少し申し訳ないのですが。。。)
  5. 自分の体調や精神状態や治し方は、自分が一番よく知っていると、思う事。(他人任せや、薬任せにしない。)
  6. 挫折や失敗は、人生にとって最良の経験である事。つまり、挫折や失敗は何にも恥ずかしい事ではないって事。
  7. これからも家族、親せき、友人を大切にする事。
  8. 子供は何でも「思いっきり」する生き物だという事。(感情の微調整ができない生き物だと思って接する事)
  9. 調子が良い時も、調子に乗って頑張りすぎない事。
  10. 全体的に徐々に良くなっていってると認識する事。
  11. したくない事には、「Thank you, but no thank you.」と言える勇気を持つ。
  12. 夢は2つ以上持つ事。(by 手塚治虫)
  13. 毎回100点を目指すのではなく、毎回80点位をキープすると目標を持つ事。
  14. 人間は、自分が想像している事以上の事は実現できないと認識する事。
    逆に言えば、想像すれば実現できる可能性が出てくるという事。
  15. 「宝くじは買わないと当たらない。シュートも打たないとゴールに入らない。」 (by なでしこジャパン監督) つまり、動かず成功を夢見ても実現は不可能だという事。
  16. 「自分ができる事だからといって、他人もそれができるとは限らない。」、逆もまたしかりである。


これまで、妻をはじめ、家族、親せき、友人、上司・同僚の皆さん等、本当に沢山の方が心配してくれて、色々なサポートをしてくれました。
本当にありがとうございました。
うつ病患者の中で、こんなにみなさんに大切にされているのって、きっと珍しいと思います。
(先日、入院して他の患者さんの様子を見聞きした時にそう思いました。)
皆さんのお蔭で、これまで頑張って来れました。ありがとうございます。

色々な方が親身になって、「こうすると良いよ」と色々アドバイスをしてくれたり、優しく声を掛けてくれたり、物や本を送ってくれたり、自分の話も聞いてくれました。
また静岡の家族や、親戚の叔父さん・叔母さんが川崎まで何度も足を運んでお見舞いに来てくれました。
心から心配してくれているのが、ひしひしと伝わってきました。

紹介してくださった色々な治療法は、1つ1つはどれも良いものでした。
良くなかったものは1つもありません。
ただ、やっぱり「芯から治す特効薬はない」と気づきました。

今までの自分は、「心の整理」は、カウンセラーや主治医などの誰かがやってくれたり、薬の力を借りてやっていくのだと思っていました。つまり、それらにすがる思いで頼っていました。

でも、自分の「心の整理」は、結局は自分自身でやらなければならないと思うようになりました。


これからのメインの自分の治療法としては、
「良い所も悪い所も全部含めて認め、失敗しても落ち込まず成功するまで何度も再チャレンジする事を習慣づける事」です。

引き続き、自分なりのペースで治療を頑張ります。

これからも応援宜しくお願いします。

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