中国の黒学校

中国・北京市で貧しい農民工の子どもが通う「黒学校」が次々と強制撤去
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/620113/?nv=r_cmn_movie



中国当局は、北京への出稼ぎ労働者を、北京から退去させたいのだろう。
しかし、やり方が酷すぎる。
子供たちの学校が、強制的に予告もなく目茶苦茶に壊されている。
従来通りの中国らしいやり方だが、やはり酷い。

学校を壊して退去させるのは、一歩ゆずるとして、その後のフォローを国がしっかりしてあげないと、1万の家庭を国が見捨てることと同然だ。そうはなって欲しくない。

中国国内ではこの話題は報道されないだろう。(都合の悪いニュースだから。) だから、海外メディアを通じないと、中国国民はこの事実を知りえない。あとは中国版Twitterの新浪微博で、この話題が広がっていくかだ。

当局もIT統制を強めているが、統制よりIT技術の進歩の方が断然早い。中国人も新浪微博で危険な会話をする時には、暗号を使って送信している。

そう遠くない将来に、統制不能状態に陥る可能性がある。つまり、中国版のジャスミン革命だ。そんな不安がよぎってしようがない。

コメント

チン さんのコメント…
国や社会がすべて自分が望むようになるのはすっごく時間がかかると思う。それまでに国がどんな代価を払わなきゃいけないか、庶民としてどんな苦しいことを経験しなきゃいけないのか、わからないね。

平穏に一つの時期から次の時期へ変えられれば良いけどね。